「無濾過生原酒」 清水屋酒造 750ML SAKAEMASU(さかえます)

なぜワインボトル(ブルゴーニュ型ボトル)なのか

「SAKAEMASU(榮万寿)」がブルゴーニュ型ワインボトルを使用する理由は2つあります。

日本酒の品質向上
日本酒は一般的にいえば醸造したての新酒のフレッシュさが売りものに対して、 ワインは「若々しい酸味と渋みを丸く飲みやすくする」・「よいワインは古いものほど価値がでる」という熟成の特性から生まれます。

今までは日本酒はワインのような付加価値がつき難いものでした。 しかし、近年では醸造技術及び貯蔵技術の進歩により日本酒は熟成し、味に丸みがでて味わいが増してきています。

このような熟成による品質の向上と日本酒のVINTAGE(熟成酒)のスタンダード化の意味でもワインボトルを使用いたしました。

また高品質を維持するため空気を抜いてコルクを打栓することにより着色や老香の発生を抑制しております。

長いコルクほどボトルの密閉性が高まるので熟成期間を長く設けるため、3.7cm以上のコルクを打栓してボトルエイジングしております。 因みに熟成期間が長い高級ワインには5.5cm以上のコルクが使用される事が多いとされます。


造りのこだわり

単一年に収穫されたお米のみ使用の 全量純米造り。
長期低温発酵により造られた 無濾過原酒。
少量仕込みだからこそ出せる、 繊細な味わい。

SAKAEMASU(榮万寿)の歴史は、実は新潟から始まります。
酒造りを始めた初代が、新潟から美味しい水にこだわり辿り着いたのが、ここ「群馬県館林市」でした。事情により一時は休蔵していましたが、六代目の手によって2010年に蔵を全面改装し、「SAKAEMASU(榮万寿)」を誕生させました。

SAKAEMASU(榮万寿)は少量仕込少量生産で、

● 単一酒造好適米品種…五百万石100%
● 単一年収穫米のみ使用
● 全量純米造り
● 600kg仕込みと少量仕込み
● 長期低温発酵…発酵日数最長34日間
● 無濾過原酒
(加熱処理をしないで貯蔵し、瓶詰時1回のみ加熱処理したお酒)
と、醸造に対してこだわり抜いたお酒です。